書店に行くと本当にたくさんの参考書があります。
どれを選んだらよいのだろうか迷ったことはありませんか?
たくさんの参考書があるけど、自分に向いているのはどれ?
違いがわからず、どれもこれも同じように見えてきた。。。
あらかじめ学習したい項目を具体的に決めておくと選びやすくなるよ。
この記事では、英語学習の参考書のシンプルな選び方をお伝えします。
私自身もこの選び方をするようになってから、参考書選びの失敗が減ったと感じています。
参考書を探しに書店に行く前にどうぞ。
英語学習の参考書の選び方の手順
先にネタバレすると、自分に合った参考書は、以下の手順で選びます。
とてもシンプルです。
英語学習の参考書の選び方の手順
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私だけかもしれませんが、書店に行くと少し気分が高まって、どの参考書も楽しく学習できそうに見えてきます。
そんな状態で、フィーリングで選ぶと失敗します。。。
そうならないように参考書選びの手順を決めておくことが大切です。
なお、参考書は、通販ではなく、書店で実際に手にして選ぶことをおすすめします。
やっぱり実際に現物を確認してみないと、自分に合っているか判断が難しいからです。
では手順を順番にお話します。
1. 購入する目的、学習したい項目をあらかじめ決めましょう
まず書店に行く前に、参考書を購入する目的や自分が学習したい項目を考えてみましょう。
例えば以下のような感じです。
(例)参考書を購入する目的や学習したい項目
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ポイントは、”文法を学びたい”ということだけでなく、さらに”時制”を学びたいという具体的な項目まで意識することです。
具体的な項目が決まっていると、なんとなく選んで失敗してしまうという可能性が低くなります。
具体的な項目が思いつかない場合は、書店で参考書を手に取り、目次を見て気になる項目を選びましょう。
なお、購入する目的や学習したい項目は、たくさんありすぎると参考書選びが難しくなってしまうので、多くても2つか3つくらいにするのが良いです。
購入する目的や学習したい項目が明確になったら、書店に行ってみしょう。
2.基本的には中高生向けの学習参考書から選びましょう
多くの書店では、英語関連の書籍は、社会人向けと中高生向けの2つのコーナーに置かれています
どちらのコーナーに行ったら良いか迷うかもしれませんが、迷わず中高生向けの学習参考書のコーナーに向かいましょう。
理由は、中高生向けの参考書の方が、当たり外れが少ないためです。
社会人向けの英語学習の参考書は、楽しそうなタイトルのものも多く、興味をひかれますが、中高生向けに比べて、良いものとそうでないものの差が大きいように思います。
特に英語学習を始めたばかりの頃は、その見極めが難しいです。
私の本棚にも、タイトルにひかれて買ったものの、途中で学習をやめてしまった参考書が並んでいます。。。
まずは中高生向け参考書から選ぶのがおすすめです。
3. 学習したい項目のページを読んで購入を判断しましょう
中高生向けの学習参考書のコーナーに行ったら、自分が学習したいことを思い出してみます。
そして、本棚を眺めて、気になる参考書を手に取ってみます。
もし、気になる参考書がない場合は、ベストセラーになっているものや、学生時代にタイトルを聞いたことがあるものから選ぶのがコツです。
やはり実際の教育現場で使われていたり、多くの学生から支持されている参考書は、内容が充実していて、説明も分かりやすいものが多いです。
そして、先に決めていた自分が学習したい項目が説明されているページを読んでみます。
学習したい項目がなかった場合は、目次を見て気になる項目を選びます。そして、そのページを読んでみます。
その部分の説明を読んでみて、理解しやすいと感じたら、その参考書を購入します。
分かりにくかったら、別の参考書を探します。
参考書選びの手順としては、これだけです。
最近もこの手順で、自分に合った文法の参考書を購入することができました。
文法の説明なんて、あまり差がないだろうと思っていましたが、実際には、思っている以上に差がありました。
フィーリングだけで選んでいたら、その差に気づかず、自分に合わなかったものを選んだかもしれません。
こんな英語学習の参考書は避けた方が無難【私の失敗談】
お話した手順で選ぶようになってからは、自分に合った参考書を選べていると感じていますが、以前は、参考書選びに失敗することもありました。学習の途中で挫折した参考書も多くあります。
そんな経験から、慎重に判断した方が良いなと感じているタイプの参考書があります。
それは、”〇〇日でマスターできる”というような、タイトルに数字の入っている参考書です。
社会人になって英語学習を始めた頃、”1週間で高校英語を復習できる”というタイトルの参考書を買ったことがあります(タイトルは変更して表記しています)。
「そんな短期間で復習できるのか!」と思って、早速、家に帰って学習をはじめました。
でも、1日で挫折しました。。。
挫折した理由は、簡単です。
英語学習の初心者の私には、高校3年間で学ぶことを1週間で復習しようとすること自体に無理がありました。
冷静になって考えると当たり前のことなのですが、購入したときは、「すごい参考書を見つけた!」と思って、正確な判断ができなくなっていました。
その参考書には、いろいろな文法の項目が7日分に分けて書かれていましたが、項目が羅列されているだけで、説明もほとんどなく、読んでも理解できませんでした。
しかも、1日の分量も多く、暗記することもできませんでした。
英語学習の上級者なら、それでもよかったのかもしれませんが、私には難しすぎました。
それ以来、”〇〇日でマスターできる”というようなタイトルの参考書は、慎重に選ぶようにしています。
特に英語学習の初心者の場合、”〇〇日”というものだけではなく、”30文だけ”とか、”1日5分だけ”とか、普通に考えて少ない数字がタイトルに使われているものは、選ばない方が無難です。
もちろん、現実的な数字が書かれているものは問題ありませんし、そういうタイトルの参考書の中にも良い本もあります。
当然ですが、学習者の実力によっても異なります。私の場合も、当時の実力が低かったことも大きな原因です。
自分の実力に合っていないと書かれている数字どおりに学習が進まずに、挫折してしまう可能性があるので注意して選びましょう。
まとめ:英語学習の参考書のシンプルな選び方
この記事では、英語学習の参考書のシンプルな選び方をお伝えしました。
この方法を使うと、自分に合った参考書が選びやすくなると思います。
自分に合った参考書を選ぶことは、学習時間や費用の節約にもなりますので、一度、この選び方を試してみてはどうでしょうか。
今回、お伝えした英語学習の参考書の選び方の手順
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