リーディングの英語学習の順番は?やっぱり単語から?それとも...

リーディングの英語学習の順番は?やっぱり単語から?それとも... 学習方法

英語学習をする中で、リーディングを苦手と感じていませんか?

リーディングってなんとなく難しく感じるなぁ。

得意になるには、もう少し単語を覚えた方が良いのかな?
何から学習していくのが良いのだろう。。。

リーディングが苦手なら、学習する順番を見直してみると良いかも。

少しくらい知らない単語が出てきても、読めるようになるよ。

この記事では、リーディングを上達させるための英語学習の順番についてお伝えします。
私自身も、この順番で学習したところ、リーディングが上達してきました。

これから学習しようとしている方だけではなく、学習している割にリーディングが上達していないと感じている方の参考にどうぞ。

リーディングの英語学習で意識すること【知らない単語は必ず出ます】

リーディングの英語学習で意識すること【知らない単語は必ず出ます】

突然ですが質問です。

リーディングができるというのは、どういう状態だと思う?

知らない単語が無くて、スラスラ読み進めていけるという状態かな?

僕も、そう思って学習したけど、そう思っている間は、リーディングが上達しませんでした。。。。

「リーディングの上達には、まずは単語力が必要だよなぁ。単語集で覚えていこう!そうすればリーディングが得意になるかも。。。」
英語学習をはじめた頃の私も、そう思っていました。

でも、単語を一つずつ覚えていくのはきりがなく、とても大変。。。
しかも、長文読解をしてみると、やっぱり知らない単語が出てくる。。。

そんな中で、”知らない単語は必ず出てくる。知らない単語が出てきても読み進める力がリーディング力”ということに気づきました。

そのことに気づいてから、リーディングが上達しました。

もちろん、知らない単語がなくなれば一番良いのですが、実際にはそのようなことは不可能です。ハードルが高すぎます。

英語学習をするときは、知らない単語が出てきても、そこで立ち止まらずにスラスラ読める状態を目指しましょう。
そう意識するだけでも、リーディングが上達すると思います。

リーディングの英語学習には順番があります

リーディングの英語学習には順番があります

では、知らない単語に出会っても、読み進められるようになるためにはどうすれば良いのでしょうか?

それは、リーディングの英語学習の順番を守ることです。

おすすめの順番は、以下のとおりです。

リーディング学習の順番
  1. 文法→英文解釈→長文読解
  2. 単語は、学習の中で出てきた単語を覚えていきましょう

当たり前の順番と感じた方も多いと思います。でも、当時の私も含めて、周りの人を見渡してみると意外とできていません。
「単語から覚えよう」となってしまいがちです。

文法からスタートしてリーディングの知識を積み上げていくと、知らない単語がでてきても読めるようになっていきます。

文の構造が分かることが大切

この順番で学習する理由は、主語、述語、目的語(動作の対象)などが分かり、文の構造がつかめるようになるからです。

文の構造がつかめれば、知らない単語が出てきても、それ以外の部分から文の意味が推測できるようになり、読み進めていくことができるようになります。

もし、目的語に知らない単語が出てきても、主語と述語などから意味を想像することができます。

逆に、文の構造がつかなければ、知らない単語が出てくると、文全体の意味が分からなくなってしまいます。

そして、”知らない単語に出会う → 単語を覚える”を繰り返すことになります。
それでも、知らない単語が無くなることはなく、結局、リーディングが上達しません。

もちろん、普段、英文に接するときは、分からない単語が出てきたら、その都度、意味を調べればOKです。
でも、複雑な文章の場合、ひとつひとつの単語の意味が分かっても、文の構造が分からないと文全体の意味が理解できません。

そのため、文法からスタートして、文の構造が分かるように練習しておくことは、とても大切です。

単語は出てきたものを覚えましょう

単語は、まずは学習の中で出てきたものを覚えていきましょう。
それだけでも必要十分な単語力がついていきます。

ある程度、文法や英文解釈ができるようになったら、その時点で、さらに単語力を強化しましょう。

覚える際は、単語だけを覚えていくのではなく、文章として覚えましょう。
記憶にも残りやすく、使える形で覚えることができるのでおすすめです。

なお、最初のうちは見極めが難しいかもしれませんが、滅多に目にしないような単語の暗記は後回しで良いです。

英語の教科書の単語は、だいたい知っていますか?【単語力のチェック】

ただし、単語力が不足している場合は、先に英単語を覚えた方が良いです。

チェックする方法は、教科書や参考書を読んでみることです。
分からない単語が、1ページに数個レベルなら、単語力は十分と判断して、文法から学習していきます。

知らない単語が多い場合は、その後の学習をスムーズに進めるために、基本的な単語を先に覚えましょう。
その際、覚えるのは重要な単語のみにして、あまり単語の暗記に夢中になりすぎないようにしましょう。

まとめ:リーディングの英語学習の順番が大切【試験でも役立ちます】

まとめ:リーディングの英語学習の順番が大切【試験でも役立ちます】

リーディングの英語学習は順番が大切です。
順番通りに学習して、文の構造を理解しながらリーディングできるように練習しましょう。

実は、”分からない単語が出てきても、文の構造を理解して、文章の意味をつかめるようになること”は、大学入試などの試験でも問われるポイントです。

大学入試などの長文読解では、多くの受験生が知らないような難しい単語が、いくつか使われています。
でも、多くの場合、その単語の意味が分からなくても、文の構造が分かれば、正解を導けるような問題になっています。

以前、英語塾で講師をしたときに、生徒さんに文の構造が分かるようになることの大切さを伝えました。
そして、文の構造に注目しながら、一緒に大学入試の長文読解問題を解いてみました。

すると、分からない単語が出てきても、問題を解くことができたので、生徒さん自身が驚いていました。

繰り返しになりますが、リーディングをしていると知らない単語は、必ず出てきます。
それでも読み進めていけるようになることを目標にしながら学習しましょう。

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