忙しいときは、いつも以上に短期間で結果を出すことが重要になります。
英語学習したいけど、そんなに時間が取れないなぁ。
どんなふうに学習したらいいのだろうか?
早く結果も出したいなぁ。
この記事では、効率よく学習して、短期間で結果を出すための英語学習法についてお伝えします。
これから英語学習を始める方も、すでに学習していて思うような結果が出ていない方も、参考にどうぞ。
目次
英語学習法のポイント【インプットとアウトプットのバランス】
英語学習で短期間に結果を出すために、大切なことがあります。
それは、英語学習をするときのインプットとアウトプットのバランスです。
英語を習得するには、リーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの4技能を、まんべんなく伸ばしていければ理想的かもしれません。
でも、仕事や家事などで忙しい方は、それだけの時間を確保するのは難しいと思います。
そんなときは、目標に向かって、インプットとアウトプットのバランスを調整しながら学習していくことが近道です。
シンプルですが重要な英語学習のポイントです。
インプットとは”知識を増やしていく学習”、アウトプットとは”学んだ知識を使いこなす練習”です。
リーディングとリスニングは、インプットです。
ライティングとスピーキングは、アウトプットです。
リスニングも、音を覚えていくという意味でインプットに入れています。
このインプットとアウトプットを、自分の目標や状況に応じて、バランスを調整しながら学習していくことが、短期間で結果を出すためのポイントです。
ちょっと分かりづらいと思うので、目標別に学習方法の例をあげます。
目標別のおすすめの英語学習法【具体例】
インプットとアウトプットのバランスを考慮した英語学習法を、2つのケースについて紹介します。
TOEICのスコアアップが目標の場合
TOEIC(Listening & Reading)のスコアアップが目標の場合、以下のような感じです。
線の太さが、優先度をあらわしています。
TOEICのスコアアップのために大切なことは、英語の知識のインプットです。
インプットに比べると、知識を使いこなすためのアウトプットの学習は少なめです。
インプットとして、中学~高校生レベルの参考書からスタートして、そのまま大学受験レベルまで学習していきましょう。
参考書ではなく、TOEIC学習用の教材を使ってみるのも良いと思います。
アウトプットには、問題集や模擬試験集を利用します。
インプットをメインして、そこに問題集や模擬試験でのアウトプットを組み合わせる感じです。
なお、問題集や模擬試験を解いたら、それもしっかり復習してインプットの教材として利用することも忘れずに。
日常英会話の上達が目標の場合
日常英会話の上達が目標の場合は、以下のような感じです。
インプットをしつつ、アウトプットしていくのが基本です。
新しく覚えた単語や言い回しを、オンライン英会話のレッスンなどですぐに使ってみて、実際の会話で使えるように練習しましょう。
インプットとアウトプットを、並行して学習する時間が取れない場合は、以下のように、期間ごとに、どちらかに重点を置くのもおすすめです。
仕事や家事で忙しい社会人の方は、参考にどうぞ。
まず中学レベルの基本的な知識をインプットしたら、それを使いこなせるようにアウトプットします。(中学レベルの英語でも、会話は成り立ちます。)
ある程度、アウトプットできるようになったら、つぎは、高1レベルの知識のインプットをおこないます。
そのあと、それをアウトプットする練習をします。
インプットとアウトプットを交互に繰り返していきます。
なお、インプット優先の期間に、アウトプットをやめてしまう必要はありません。
完全にやめてしまうと、再び始めるのがおっくうになるので、バランスを変化させるのがおすすめです。
自分なりのアレンジも加えましょう
必要に応じて、自分なりのアレンジも加えてみましょう。
例えば、TOEICスコアアップを目指していても、問題に瞬時に答えられるように反射神経を鍛えたり、モチベーションを維持するために、オンライン英会話を取り入れてみるのもOKです。
工夫してみると、さらに自分に合った学習方法も見つかります。
工夫することも英語学習の楽しみの一つです。
どんなふうに学習するのがよいか考えてみましょう。
英会話教室や留学は役に立たない?【選び方のポイント】
インプットとアウトプットのバランスを意識することは、教材や英会話教室を選ぶとき、そして語学留学を考えるときにも役立ちます。
英語学習の初心者が、いきなり英会話教室に通ったり、語学留学しても上達しないという話を聞くことがあります。
実際にそういうケースも多いと思います。
インプットとアウトプットのバランスが良くないときに、そうなりがちです。
本当はインプットが必要なのに、アウトプットばかりのところを選んだときにそうなってしまいます。
実は私もそんな経験があります。
本格的に英語を学習する前に、会話がメインの英会話教室に、少しだけ行ってみたことがあります。
講師もネイティブで、楽しいといえば楽しいのですが、それだけで終わってしまいました。
当時の私に必要だったのは、アウトプットではなく、インプットでした。。。
最近は、インプットとアウトプットのバランスを考慮した英会話教室や、語学留学先も多くあります。
興味のある方は探してみましょう。
英語学習法のポイントは、インプットとアウトプットのバランス
今回の記事では、英語学習法についてお伝えしました。
ただ、自分だけでは、どうしたらよいか迷ってしまうときは、学習方法もアドバイスしてくれるオンライン英会話や英会話教室もあるので、相談してみるのもよいと思います。
インプットとアウトプットの両方を学習できるアプリもあるので利用してみましょう。
自分で学習方法を考える場合も、誰かに相談する場合も、インプットとアウトプットのバランスを意識してみましょう。
自分に合った学習方法を見つけやすくなり、短期間で目標に近づいていけるはずです。